プロ野球月間MVP 西武の森友哉捕手が初受賞

プロ野球の8月の月間MVPが発表され、パ・リーグの打者部門は、西武のキャッチャー、森友哉選手がプロ6年目で初めて受賞しました。
森選手は8月、打率3割7分7厘、ホームラン10本、30打点をマークし、ホームランやヒットの数、それに得点、打点、長打率などの各部門でリーグトップでした。

シーズンを通しても打率3割3分9厘は現在リーグトップで、キャッチャーでの首位打者獲得となれば、昭和40年の野村克也さん、平成3年の古田敦也さん、そして平成24年の巨人の阿部慎之助選手以来、史上4人目の快挙となります。

またパ・リーグの投手部門は、楽天の中継ぎ、ブセニッツ投手がリーグトップの11ホールドを挙げて来日1年目で初受賞です。

一方、セ・リーグの打者部門は、広島の西川龍馬選手がプロ4年目で初めて受賞しました。

西川選手は8月、全試合に1番で出場してリーグトップで球団記録に並ぶ42本のヒットを打ちました。

また得点もリーグトップ、打率はリーグ2位の3割6分5厘、出塁率はリーグ4位と、リードオフマンとしてチームを引っ張りました。

また投手部門では、ヤクルトのブキャナン投手がいずれもリーグトップの3勝、防御率1.64をマークし、来日3年目で初受賞しました。

西武 森「プロ野球人生で1回は取りたいと思っていた」

プロ6年目で初めて月間MVPを受賞した西武の森友哉選手は「プロ野球人生で1回は取りたいと思っていたので、それがかなってうれしい」と笑顔で喜びを語りました。

そして8月にバッティングが好調だった理由については「8月に限らず、今シーズンは常に次の打者にいい形で回すということを考えながら打席に立っている」と話しました。

またホームランの数が8月だけで10本、シーズンを通してここまで21本と自身の記録を上回っていることについて「試合の中でホームランをねらうというのはほとんどなく、ヒットの延長がホームランになればいいと考えている。打率がいちばん大事でこだわりはなかったが、引き続き頑張っていきたい」と話したうえで、「今シーズンは主力選手が抜けて不安もあったがここまですごくいい形で来ている。2年連続のリーグ優勝を目指したい」と意気込みを示しました。

楽天 ブセニッツ投手「名誉でうれしい」

来日1年目で初めて月間MVPを受賞した楽天のアラン・ブセニッツ投手は「名誉な気持ちでうれしいし、ありがたい。特に8月は野手の皆さんのいい守備に助けてもらった」と、チームメートへの感謝のことばを添えました。

そのうえで「目の前の試合に勝つことが何より大切なので、1試合1試合勝ちにいきたい」と話し、チームの2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を見据えていました。

広島 西川選手「成績見るとヒット重ねたんだなと実感」

広島の西川龍馬選手は、4年目で初めての月間MVP受賞です。

西川選手は「本当に自分が受賞していいのかなと思った。そこまで打ったという印象はなかったが、改めて成績を見るとヒットを重ねたんだなと実感した」と笑顔で振り返りました。

そのうえで1番の打順については「塁に出ることを最優先に考えている。難しいことをしようとせず、自分にできることが何なのか意識して打席に入っている」と話していました。

今後に向けては「残り試合も少ないので、全部勝つつもりで頑張りたい」と意気込みを示しました。

ヤクルト ブキャナン投手 「チームメートが献身的プレー」

初めて月間MVPを受賞したヤクルトのブキャナン投手は球団を通じて「名誉ある賞を受賞できて本当に幸せ。チームメートの献身的なプレーがなければこの賞をいただくことは考えられないので、とても感謝している。毎日たくさんの力を与えてくれる妻と息子にも感謝の気持ちを伝えたい。引き続きチームに貢献できるよう一生懸命投げていきたい」とコメントしました。