チョ・グク法相 検察改革推進組織立ち上げへ 捜査介入と批判も

チョ・グク法相 検察改革推進組織立ち上げへ 捜査介入と批判も
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の側近のチョ・グク法相は、大統領が重要課題に掲げる検察改革を推進するための組織を来週にも立ち上げる考えを示しました。一方、法務省の次官らが検察の幹部に対し、チョ法相の親族をめぐる疑惑について、検事総長の指揮を受けない「独立捜査チーム」をつくることを提案していたと報じられ、不当な捜査介入だとの批判も出ています。
韓国のチョ・グク法相は、就任3日目の11日、記者団に対し、権限が強すぎると指摘される検察の改革を推進するための組織を旧盆の連休明けの来週にも立ち上げる考えを示しました。

検察改革は、ムン・ジェイン大統領が掲げる重要課題で、「時代が要求する使命だ」と主張するチョ法相は、検察改革への意欲を改めて強調した形です。

一方、韓国の主要な新聞3紙は、チョ法相が就任した9日、法務省の次官らが検察幹部に電話をかけ、チョ法相の親族をめぐる疑惑について、検事総長の指揮を受けない「独立捜査チーム」をつくって捜査にあたらせることを提案していたと一斉に報じました。

検事総長は、「捜査の中立性が揺らぐ」として直ちに提案を拒否したということです。

報道を受けて法務省は、「アイデアの次元で意見交換しただけで、チョ法相には報告していない」としていますが、検察の人事権を持つ法務省による不当な捜査介入だとの批判も出ています。