停電長期化 避難住民に不安広がる 千葉

停電長期化 避難住民に不安広がる 千葉
台風15号の影響で、千葉県内では11日も広い範囲で停電が続き、自宅から避難している住民の間に不安が広がっています。
広い範囲が停電している千葉県君津市では10日、電力会社の電源車で照明やクーラーが復旧した避難所の1つを「特別避難所」に指定し、体調の悪い人や障害のある人、それに妊婦などを優先的に受け入れています。

11日も午前7時現在で避難所には人工呼吸器を使っている人や赤ちゃんを連れた母親など合わせて54人が避難しています。

このうち生後8か月の赤ちゃんを連れた市内に住む20代の女性は、自宅が停電していて赤ちゃんに熱中症の心配があったことや、暑くて寝かしつけられず寝不足になっていたことから、この特別避難所に避難したということです。

女性は「家は今でも電気がつかず暑くて大変でした。この避難所はクーラーがあり助かりました。停電の復旧の見通しが立たず、不安です」と話していました。

また市内に住む妊娠9か月の20歳の女性は「通っている産婦人科も停電していて、身体に何かあった時にどうしようかと不安です。早く電気がついてほしいです」と話していました。

一方、11日も気温が上がる中で、この特別避難所に避難を希望する高齢者などが相次いでいますが、受け入れ能力を超えていて、希望に沿えないケースも出てきているということです。