千葉 停電と断水で市民生活は

千葉 停電と断水で市民生活は
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千葉県君津市では9日から停電と断水の被害が続いていて、自宅で生活を続ける人たちは懐中電灯などの明かりを頼りに夜を過ごしました。

停電や断水の影響続く

このうち、君津市北子安地区では、10日の日没後、電気のついている家や店舗は見られず、真っ暗でした。

集合住宅に住む50代の女性は、電気がつかない中、懐中電灯の明かりを頼りに夜を過ごしました。部屋全体を照らすときには懐中電灯を天井に向けたり、移動する時は持ち運んで足元を照らしたりしていました。

また、断水の影響で水道や風呂、トイレが使えない状態が続いていて、タオルで体を拭くなどしてしのいでいるということです。

女性は「懐中電灯がないと真っ暗で何も見えません。きょうは風がなくとても暑いので、汗を流したいのにお風呂に入れないのが大変です」と話していました。

この集合住宅の駐車場では、車の中でクーラーをつけて涼んだり、スマートフォンを充電する人の姿もみられました。

車中泊の人も

広い範囲で停電が続く千葉県では10日夜も多くの人が避難所に泊まったり、車中泊をしたりして夜を過ごしていました。

このうち、君津市は10日の夕方、電力会社の電源車で照明やクーラーが復旧した避難所の1つを「特別避難所」に指定し、高齢者や障害のある人、それに妊婦などを優先的に受け入れました。

避難所では電源車の発電のために必要な燃料がなくなるなどして、一時、停電するトラブルもありましたが30分ほどで復旧しました。

また、避難所となった別の公民館では、避難した人たちが提供された水を飲んだり、扇風機の前で涼んだりしていました。

70代の男性は「心臓が悪く1人で家にいると心配なので、人が集まるところに来ました。暑くて身体の疲れもたまってきました。早く停電が復旧してほしいです」と話していました。

また、避難所の駐車場ではクーラーが効いた環境で過ごしたいと車中泊をする人の姿も見られました。55歳の女性は、高齢の母親やペットがいるため車で寝泊まりすることを決めたということで「今夜は暑くて家にいるのが我慢できず、車中泊しています。避難所の駐車場は周りに人がいて、安心できます」と話していました。

一方、避難所近くにとめた車の中で過ごしていた18歳の女性は「車内はあまり居心地がよくなく、このまま車中泊をするか迷っています」と話していました。

小2男児「屋根飛んでしまった」

市原市では市内に避難所を設置しています。このうち八幡公民館には10日、午後8時の時点で79人が避難し冷房が効いた室内で涼んだり、配布された非常用の毛布で寝床を作ったりしていました。

小学2年生の男の子は「昨日の台風で家の屋根が飛んでしまって引っ越さなければいけなくなりました。家が大好きだったので悲しいです」と話していました。

留学先から帰省したばかりだったという27歳の女性は「せっかく久しぶりに実家に帰ってゆっくりできると思っていたのに、避難所で過ごすことになり悲しいです。早く家に帰りたいです」と話していました。