フリーランスで働く人「7割がハラスメント経験」団体調査

フリーランスで働く人「7割がハラスメント経験」団体調査
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個人で仕事を請け負う「フリーランス」で働く人のおよそ7割がパワハラやセクハラなどの被害に遭っていることが当事者などで作る団体の調査で分かりました。団体では被害を防止するための対策が必要だとしています。
芸能界やメディア業界などでフリーランスで働く人たちで作る団体が行ったアンケート調査によりますと、回答した1200人余りのうち72%がパワハラやセクハラなど何らかのハラスメントを受けたことがあると回答しました。

ハラスメントの内容は、暴言や侮辱、脅迫などの「精神的な攻撃」が59%、「過大な要求」が42%、「経済的な嫌がらせ」が39%などとなっています。

また、被害を受けても相談しなかったと回答した人が45%を占めました。

仕事の関係者から性暴力の被害を受けたという40代の女性は、「ホテルなどの個室で1対1の打ち合わせをしないなど最低限のルールもほしいし、被害が原因で仕事ができなくなることもあるので、その際の補償も必要だ」と話していました。

職場でのパワハラをめぐってはことし5月、企業に防止策に取り組むことを義務づける法律が成立し、厚生労働省は今後、具体的な指針作りを進めることにしています。

調査を行った団体は、「どのような形態で働いていたとしてもハラスメントの防止と被害者の支援は必要だ。フリーランスの切実な声に耳を傾けてほしい」としています。