「大学入学共通テスト」英語民間試験 高校側が異例の申し入れ

「大学入学共通テスト」英語民間試験 高校側が異例の申し入れ
来年4月に始まる「大学入学共通テスト」の英語の民間試験について、高校の校長で作る団体は、試験が公正公平に行われるか懸念があるとして、文部科学省に実施の延期を含めて見直すよう異例の申し入れをしました。
申し入れをしたのは「全国高等学校長協会」で、10日、文部科学省を訪れて要望書を提出しました。

この中では、来年4月に始まる英語の民間試験について、全国の高校470校にアンケート調査した結果、「実施を延期すべき」という回答が7割近くに上ったと指摘しています。

さらに、試験が実施される日時や場所などの情報が、十分知らされていないことなどから、試験が公正公平に行われるか、懸念があるとしています。

異例の申し入れをしたことについて、文部科学省は「課題を解決できるよう努め、実施に向けて進めていきたい」としていますが、全国高等学校長協会の萩原聡会長は「実施が迫るなか、現場の不安は解消されない。民間事業者に任せる形で本当にうまくいくのかいったん立ち止まり見直してほしい」と話していました。