台風15号 市民の声「お年寄りは支援物資も取りに行けず」

台風15号 市民の声「お年寄りは支援物資も取りに行けず」
千葉県印西市に実家があり、9日、東京から駆けつけた20代の男性は、「地域で今、必要なのは、支援物資も取りに行けず避難所にもいけないお年寄りへの支援だ」と訴えています。

この男性は9日、台風の被害を心配し、東京から印西市にある祖父母が住む家まで車でかけつけました。

祖父母の家は午後9時半ごろには電気と水道が復旧したということですが、同じ印西市内や隣接する成田市にはまだまだ復旧していない地域がたくさんあるということで、その後は、友人とともにボランティアで印西市と成田市で、お年寄りの見回りや、物資を届ける活動をしているということです。

この男性によるとお年寄りはスマートフォンを持っていない人も多く、役所から防災無線で給水場所の情報提供があっても、場所を調べることができないと言います。

さらに、9日の時点で印西市では家から給水所まで車で20分ほどかかる地域もあったということで、お年寄りが水をもらいに行くことが難しいといいます。

介護が必要な世帯や、認知症の配偶者のいる高齢夫婦では、認知症の配偶者を残して外出することができない世帯もあり、危険な状態だということです。

男性は、「皆さん大変な状況だと思いますが、近くにお年寄りの方がお住まいだったら、ぜひ声をかけてほしい。役所なども情報を入手できないお年寄りがいることを想定した上で対策を取ってもらいたい」と訴えています。