内閣改造 五輪相に橋本聖子氏内定 初入閣

内閣改造 五輪相に橋本聖子氏内定 初入閣
第4次安倍第2次改造内閣のオリンピック・パラリンピック担当大臣に、自民党の前の参議院議員会長、橋本聖子氏が内定しました。橋本氏は初めての入閣です。
橋本氏は参議院比例代表選出の当選5回で、54歳。自民党細田派に所属しています。

スピードスケートや自転車競技の選手として、冬と夏合わせて7回、オリンピックに出場し、平成4年のアルベールビル大会では銅メダルを獲得しました。

平成7年の参議院選挙で初当選し、これまでに、外務副大臣などを歴任し、ことし7月まで党の参議院議員会長を務めました。

またJOC=日本オリンピック委員会の副会長も務めています。

安倍総理大臣としては知名度のある橋本氏をオリンピック・パラリンピック担当大臣に起用し、来年の東京オリンピック・パラリンピックを成功に導きたいというねらいがあるものとみられます。

橋本氏は平成12年の出産の際、前日まで登院し、出産後1週間で復帰したということです。子どもにはオリンピックの開催地にちなんだ名前を付けるなどしています。

おととしにはNHKの取材に対し、「世界が東京オリンピック・パラリンピックに目を向けている時に、国として何を示すかが重要だ。日本が新しいものに向かっていく力、国の生き方を示すことが必要だ」と話していました。

JOC副会長などの職 近く辞任する考え

JOCの橋本聖子副会長は10日、都内で開かれた理事会のあと取材に応じ、安倍総理大臣からオリンピック・パラリンピック担当大臣として入閣を要請され承諾したことを明らかにしたうえで、JOCの副会長などの職を近く辞任する考えを示しました。

大臣や副大臣は報酬のない名誉職などを除いて公益法人などで役職を兼職できないことが「大臣規範」で定められています。

橋本副会長はJOCのほか、日本スケート連盟の会長を務めるなど、複数の団体で要職についていますが、「すべてやめなければいけない」と話し、近く辞任する考えを示しました。

これについてJOCの山下泰裕会長は「同じ仲間として大変うれしい。オリンピアンというだけでなくスポーツや現場に対する思いがある人で、橋本副会長ほど担当大臣にふさわしい人はいないと思う。JOCからいなくなるのは損失だが、国のために、社会のために貢献されることのほうが大きい」と話しています。