エンタメ産業なども関係強化を 日本・アラブ 経済フォーラム

エンタメ産業なども関係強化を 日本・アラブ 経済フォーラム
日本とアラブ諸国のビジネスを促進しようと、エジプトの首都カイロで9日、経済フォーラムが開かれ、マンガをはじめとする日本のエンターテインメント産業など、新たな分野で関係を強化することに期待が示されました。
この催しは、豊富な天然資源をもつアラブ諸国と日本との結び付きを強めようと、日本の経済産業省やアラブ連盟が定期的に開いているもので、9日は、カイロ市内のホテルにアラブ連盟の加盟国や日本企業の代表など約300人が集まりました。

初めにアラブ連盟の担当者が「日本のマンガやスタートアップなどの技術が新たな経済関係を切り開き、双方に利益をもたらす」と述べ、これまで日本企業が参画してきたエネルギーやインフラ分野に加え、エンターテインメント産業など新たな分野での投資にも期待を示しました。

このあと、UAE=アラブ首長国連邦のドバイに出店する日本の大手書店が、マンガの売り上げが業績に大きく貢献していることを紹介しました。

アラブ諸国には若い世代が多く、若者が興味を持つ分野で日本企業の強みがいかされることへの期待が高まっています。

経済産業省の磯崎仁彦副大臣は「日本の産業基盤はアラブの資源によって培われてきたが、アラブ側が発展のために必要とする産業の多角化がビジネスチャンスにつながる」と述べ、さらなる連携の強化に意欲を示しました。