パラ競泳世界選手権 50m自由形 木村敬一が代表内定逃す

パラ競泳世界選手権 50m自由形 木村敬一が代表内定逃す
来年の東京パラリンピックの代表内定がかかるパラ競泳の世界選手権が9日、イギリスで開幕し、日本のエース 木村敬一選手は男子50m自由形の視覚障害のクラスで4位で、代表内定を逃しました。
パラ競泳の世界選手権は9日からイギリスのロンドンで始まり、優勝した選手は東京パラリンピックの代表に内定し、2位以内に入ると日本に出場枠が与えられます。

大会初日の9日には、リオデジャネイロパラリンピックで4つのメダルを獲得した日本のエース 木村敬一選手が男子50m自由形の視覚障害のクラスで予選4位のタイムで決勝に進みました。

決勝で木村選手は、スタートから力強い泳ぎで自己ベストに迫る26秒57のタイムをマークしましたが、トップから0秒37遅れて4位で代表内定を逃しました。

また、女子50m自由形の視覚障害のクラスでは、石浦智美選手は31秒69で5位でした。

女子50m自由形の運動機能障害のクラスでは、パラリンピックで日本選手最多の15個の金メダルを獲得した49歳の成田真由美選手が41秒70で8位。

女子400m自由形の視覚障害のクラスでは、辻内彩野選手が、自身が持つ日本記録を0秒39縮める4分52秒32の日本新記録をマークして8位でした。

木村「何がよくなかったのか振り返りたい」

木村選手は「泳いでいる感じは悪くなかったので、自己ベストが出なかったのは残念だ。何がよくなかったのか、ゆっくりと振り返りたい。このあと金メダルを狙える種目があるので頑張りたい」と巻き返しを誓っていました。

石浦「力及ばず悔しい」

石浦選手は「スタートもよかったしスムーズに加速もできたが力及ばず悔しい。調子は悪くないので、あす以降も自己ベストを目指したい」と話していました。

成田「タイム見てあらっと思った」

成田選手は「決勝では腕もしっかり使えて泳げたが、タイムを見てあらっと思ってしまった。海外の選手がタイムを縮めてきていて厳しい大会になっているが最後まで力強く泳ぎたい」と話していました。

辻内「レース後半に粘れた」

辻内彩野選手は「予選はリズムが悪かったので、決勝ではレースを楽しむこととテンポを一定にして泳ぐことを意識した。きつくなるレース後半に粘れたことがいい結果につながったと思う。日本新記録を出せてとてもうれしい」と話していました。