「英の合意なきEU離脱は好ましくない」経団連会長が懸念

経団連の中西会長は9日の定例会見で、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる政治の混乱について、「これだけは避けてほしい『合意なき離脱』という事態に突入するリスクが高まっているのは、正直、全く好ましくない」と述べ懸念を示しました。
そのうえで「投資という点では、ビジネスはいろんな形がある。イギリスのような重要な国にもう投資はしないと、簡単に結論を出すことはできないので、これからイギリスが経済の仕組みをどう作っていくのか見守りながら、率直に相談していきたい」と述べました。

中西会長は日立製作所の会長として、イギリスでの鉄道事業などにも関係してきましたが、9日の会見で「これまで意見交換をしていた保守党の親しい閣僚は『合意なき離脱はありえない』と言っていたが、閣僚を辞めてしまった。これからどうするかよく考えないといけない」と述べ、EU離脱をめぐって混乱するイギリスの現状にとまどいもみせました。