経団連 中西会長 業務に復帰 リーダーシップ発揮に意欲

経団連 中西会長 業務に復帰 リーダーシップ発揮に意欲
病気療養中だった経団連の中西会長は、治療が順調に進んでいることから、9日、およそ3か月半ぶりに業務に復帰しました。記者会見した中西会長は経済界のトップとしてリーダーシップを発揮したいと意欲を示しました。
経団連の中西会長は、ことし5月下旬に体調を崩して入院し、リンパ腫と診断されたため、すべての予定をキャンセルして治療に専念していましたが、治療が順調に進み9日、業務に復帰しました。

早速、記者会見に臨んだ中西会長は「米中の貿易摩擦だけでなく韓国やヨーロッパなど国際情勢が不安定になっている。こうした中で、日本経済はしっかりやっていかなければならない」と述べ、経済界のトップとしてリーダーシップを発揮すると意欲を示しました。

そのうえで今後、最も重点的に取り組みたい活動について中西会長は「いま世界では、デジタル化をベースにした経済構造の大きな変化が起きていて、日本にとっても経済成長の機会だ」と述べ、ビッグデータなどを生かした新たな産業への構造転換の実現に取り組む考えを示しました。

中西会長は、メンバーを務める政府の経済財政諮問会議などにも出席する予定ですが、通院しながら治療を続けるため、海外や地方への出張は当面、見合わせることにしています。