ロシア大統領府「解決策は相互の信頼があってこそ」

ロシア大統領府「解決策は相互の信頼があってこそ」
今月5日に行われた日ロ首脳会談に関連して、ロシア大統領府の報道官は「重要な問題への解決策は、相互の信頼があってこそ見つけることができる」と述べ、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展に向けては、安全保障などをめぐる信頼関係をどこまで高められるかが鍵になるという考えを強調しました。
ロシア国営テレビは、今月5日にウラジオストクで行われた東方経済フォーラムを扱った番組を8日放送し、この中で日ロ首脳会談について「27回に上っているが、日本にとっては島々を取り戻すための27回目の試みだった」などとする記者の解説を交えて詳しく紹介しました。

番組では、会談に同席した大統領府のペスコフ報道官のインタビューも放送されました。

ペスコフ報道官は「重要な問題への解決策は、相互の信頼があってこそ見つけることができる」と述べ、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展に向けては、アメリカがアジア太平洋地域で軍事力の増強を図る中、日本がロシアの懸念を取り除き、安全保障などをめぐる信頼関係をどこまで高められるかが鍵になるという考えを強調しました。

ロシア政府は、日本側と安全保障をめぐる議論を深めるため、モルグロフ外務次官を東京に派遣して、9日、外務省の森審議官と次官級協議を行うことにしています。