イラン ホルムズ海峡で拿捕した英タンカー 近く解放へ

イラン ホルムズ海峡で拿捕した英タンカー 近く解放へ
イラン外務省は、ことし7月にペルシャ湾のホルムズ海峡で拿捕(だほ)したイギリス船籍のタンカーについて近く解放されるという見通しを明らかにしました。
イランの精鋭部隊・革命防衛隊はことし7月、国際的な航行規則に従わなかったとしてペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリス船籍のタンカーを拿捕し、その後、船の拘束を続けています。

これについてイラン外務省のムサビ報道官は8日、国営メディアの取材に応じ「拿捕したイギリスのタンカーの解放に向けて、必要な措置をとっている。現在、最終的な法的手続きに入っている」と述べて、タンカーが近く解放されるという見通しを明らかにしました。

イランとイギリスをめぐってはイギリス領ジブラルタルもイランのタンカーを拿捕し、1か月以上にわたって双方が互いのタンカーを拘束する事態が続いていましたが、先月になってジブラルタル自治政府が先にイランのタンカーを解放しました。

アメリカが経済制裁などを通じて圧力を強めるなか、イランはこのところ核合意の枠組みにとどまっているフランスなどとの間で経済支援策について協議を続けています。

このためイギリスのタンカーの解放に向けた手続きの進展にはヨーロッパ諸国との関係を維持しようとするイラン側の思惑もありそうです。