RCEP閣僚会合 世耕経産相「交渉は最後の局面」

RCEP閣僚会合 世耕経産相「交渉は最後の局面」
日本や中国、インドなど16か国が参加するRCEP=東アジア地域包括的経済連携の閣僚会合が8日、タイで開かれました。世耕経済産業大臣は交渉は最後の局面だという認識を示し、各国は事務レベルで交渉妥結に向けた詰めの議論を進めることになりました。
RCEPは日本や中国、インド、韓国などアジア太平洋の16か国が交渉に参加していて、世界の人口の5割、GDP=国内総生産で3割を占める巨大な経済圏の実現を目指しています。

8日にタイのバンコクで開かれた閣僚会合では、関税の撤廃や引き下げのほか、投資に関するルールづくりなどを議論し、それぞれで進展が見られたということです。

そして、11月に開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議に合わせて交渉を妥結できるよう、今月後半にベトナムで事務レベルの会合を開き、詰めの議論を進めることで一致しました。

会合に出席した世耕経済産業大臣は、終了後の記者会見で「多国間の貿易交渉の最後の局面に入っている。さらに交渉を深めることで十分、年内の妥結は可能だ」と述べました。

これまでの交渉では、市場をどこまで開放するかで中国とインドの対立が目立っていますが、アメリカとの貿易摩擦を抱える中国は交渉に前向きな姿勢を見せているということで、11月の首脳会議までにどこまで議論を詰められるかが焦点となります。