パラ競泳世界選手権 きょう開幕

パラ競泳世界選手権 きょう開幕
来年の東京パラリンピックの代表内定がかかる、パラ競泳の世界選手権が9日からイギリスで開幕します。14人の日本選手が東京パラリンピックの出場をかけて世界の強豪と戦います。
パラ競泳の世界選手権は9日から7日間の日程でイギリスのロンドンで行われ、およそ80の国と地域から650人の選手が集まり、日本からは男女合わせて14人の選手が出場します。

この大会で優勝した選手は東京パラリンピックの代表に内定し、2位以内で日本に出場枠が与えられます。

注目の選手としては、前回のリオデジャネイロパラリンピックで4つのメダルを獲得した視覚障害のクラスの木村敬一選手(28)が、世界記録にあと0秒05まで迫っている100メートルバタフライなど5種目に出場し、金メダル獲得をねらいます。

世界選手権初出場となる富田宇宙選手(30)は、3種目で木村選手とメダルを争い、得意とする400メートル自由形で金メダルをねらいます。

パラリンピック4大会連続出場の実力者で運動機能障害のクラスの鈴木孝幸選手(32)は、世界記録を持つ100メートル自由形など5種目に出場し、複数の金メダル獲得が期待されます。

また、知的障害のクラスの東海林大選手(20)は世界記録を持つ100メートルバタフライに注目です。

このほか、パラリンピックで日本選手最多の15個の金メダルを獲得しているレジェンド、成田真由美選手(49)も出場し、来年の東京パラリンピックを見据えて世界の強豪たちと戦うことで現在の実力が試されることになります。

パラ競泳の世界選手権は日本時間の16日まで行われ、15日と16日の2日間は競技の様子を総合テレビで生中継します。

日本選手2位以内で東京パラの出場枠獲得

東京パラリンピックの競泳は今回の世界選手権で日本選手が2位以内に入れば、日本が出場枠を獲得することができます。

そして、日本身体障がい者水泳連盟と日本知的障害者水泳連盟がこの大会で優勝した選手を代表に内定します。

これに加え、来年3月6日から8日まで3日間の日程で静岡県富士市で代表選考会を開き、この大会で派遣標準タイムを突破した選手が代表に内定します。