空手の国際大会 男子「組手」75キロ級 西村が優勝

空手の国際大会 男子「組手」75キロ級 西村が優勝
東京オリンピックの新競技、空手の国際大会、男子「組手」75キロ級で西村拳選手が実力のあるベテラン選手を破って優勝しました。
空手の国際大会「プレミアリーグ」は、オリンピックの会場と同じ東京の日本武道館で開かれ、最終日の8日はすべての種目で決勝が行われました。

このうち男子組手75キロ級では、世界ランキング1位の西村選手が世界ランキング2位で世界選手権3連覇の実績があるアゼルバイジャンのアガイエフ選手と対戦しました。

西村選手は得意のダイナミックな蹴り技を決めることはできず、0対0の同点のまま試合が終わりましたが、判定で勝って優勝しました。

また、女子「組手」68キロを超えるクラスは、去年の世界選手権銀メダリストで世界ランキング1位の植草歩選手がイタリアの選手と対戦しました。

試合は植草選手が序盤からテンポよく磨いてきた上段突きを決めてポイントを奪い、5対0で勝って優勝しました。

このほか男子「組手」では67キロ級の五明宏人選手と、84キロ級の荒賀龍太郎選手が優勝しました。

女子「組手」では50キロ級の多田野彩香選手と、55キロ級の中村しおり選手、それに61キロ級の染谷真有美選手がいずれも3位に入りました。

「形」では、女子の岩本衣美里選手と、男子の本一将選手がともに3位に入りました。

男子組手 西村「我慢強く試合ができた」

男子組手75キロ級で優勝した西村拳選手は「正直、攻めにくかったが、最後まで我慢強く試合ができたので勝てたと思う」と振り返りました。

今後については「ここで優勝したからと気を抜かず、誰よりも早くオリンピックに内定して金メダルを獲得することが目標だ。これからも前進していきたい」と話していました。

女子組手 植草「優勝できてうれしい」

女子組手68キロを超えるクラスで優勝した植草歩選手は「練習を積んできた上段突きで徹底的に攻めると決めていたのでそれが試合で出せた。優勝できてうれしいし、大歓声の中で試合ができて気持ちがよかった」と満足した様子で話しました。

そのうえで「東京オリンピックと同じ会場で試合ができ、オリンピックのいい予行演習ができた。期待や注目を力に変えて頑張っていきたい」と意気込んでいました。