エアレース 室屋が優勝 最後の世界選手権で有終の美

エアレース 室屋が優勝 最後の世界選手権で有終の美
今回の大会で最後となる「エアレース」の世界選手権が千葉市で開かれ、唯一の日本人パイロット、室屋義秀選手はトーナメントの初戦で敗れたものの、そこから勝ち上がって優勝し、有終の美を飾りました。
エアレースは空気で膨らませた障害物の間を高速の小型機で通過してタイムを競うもので、千葉市美浜区で行われた8日の決勝は、台風の影響で予定を繰り上げ、午前10時から始まりました。

世界各国から参加した14人のパイロットが対戦形式のトーナメントで競い、千葉での大会で過去2回の優勝を誇る室屋選手は最初のレースで、僅か0秒015の差で敗れました。

しかし、初戦で敗れたパイロットの中で最もタイムが速かったため、敗者復活で次のレースに進み、今度はフランスの選手を下して勝ち進みました。

そして勝ち残った4人で表彰台の行方を決めるレースでは、安定したフライトを見せて58秒630のタイムで優勝し、エアレース最後の大会で有終の美を飾りました。

岡山市から訪れた40代の男性は「室屋選手を応援するため家族5人で来ました。おめでとうございます」と笑顔を見せました。

名古屋市から来た30代の女性は「最後の大会なので緊張して見ていました。プレッシャーがあったとは思いますが、室屋選手ならやってくれると信じていました」と話していました。

室屋選手は「駆けつけてくれた家族やファンが背中を押してくれたと思う」と述べたうえで、エアレースについては「レースのことを全く知らなかった人にも飛行機について知ってもらう機会を作ってくれた。すごく感謝しています」と話していました。