軽減税率 大手コンビニは「軽」や「*」のマーク

軽減税率 大手コンビニは「軽」や「*」のマーク
来月に迫った消費税率の引き上げでは、初めて「軽減税率」が導入されます。大手コンビニ各社ではどの商品が軽減税率の対象になるのか、消費者に分かりやすく伝えようと、値札とレシートに文字やマークを付けて区別することになりました。
今回の消費税率10%への引き上げでは、酒類と外食を除く飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が導入されます。

大手コンビニ各社は、どの商品が軽減税率の対象になるのか消費者に分かりやすく伝えようと、値札とレシートに文字やマークを付けて、ほかの商品と区別することになりました。

このうちファミリーマートは軽減税率の対象の商品には値札の本体価格の横に「軽」という文字を表示します。

またレシートにも、対象の商品には税込み価格の横に「軽」という文字を付けます。

ファミリーマート広報部の寺崎将人さんは「お客様により分かりやすく買い物をしてもらえるように、ポスターなどで告知するとともに、従業員に対してもマニュアルをしっかり整備してトレーニングしていきたい」と話しています。

また、ローソンも同じように、軽減税率の対象の商品には値札とレシートに「軽」という文字を表示します。セブン-イレブン・ジャパンは対象の商品には値札とレシートの本体価格の横に「*」というマークを付けることを決めました。

一方、消費税率の引き上げに合わせて実施されるキャッシュレス決済のポイント還元制度で、大手コンビニ各社は支払いの際に2%相当の金額を購入額から差し引き、実質的な値引きを行うことを決めました。

レシートに値引き額を表示することで、消費者にメリットを分かりやすく示したいとしています。

大手宅配各社の消費税引き上げ対応

来月の消費税率の引き上げに合わせて、大手宅配各社は宅配便の料金を値上げします。

最大手のヤマト運輸は、これに合わせて現金払いよりもキャッシュレス決済での支払いを割安にする新たな料金体系を導入することになりました。

ヤマト運輸が来月1日から導入する新たな料金体系では、キャッシュレス決済で支払った場合は、消費税の2%の増税分をそのまま上乗せする一方、現金払いは、1円単位の端数を切り上げて10円単位の料金とするため実質的な値上げになります。

例えば、3辺の合計が60センチの荷物を都内から愛知県に送る場合、現在は税込み907円ですが、来月からはキャッシュレス決済は924円、現金払いは、930円になります。

現金でのやり取りは、ドライバーの負担になっていますが、キャッシュレス決済に割安感を出すことで現金の取り扱いを減らし、人手不足が深刻なドライバーの負担軽減につなげるねらいもあります。

一方、ほかの宅配大手では、佐川急便が、増税になる2%分について1円単位で値上げするほか、日本郵便は、大きさや距離に応じて10円から60円、値上げすることにしていて、キャッシュレス決済と現金で料金に差を付けないということです。