抗議活動続く香港 「数人が死亡」SNSで広まる 政府は否定

抗議活動続く香港 「数人が死亡」SNSで広まる 政府は否定
抗議活動が続く香港では警察が若者らを押さえ込んで逮捕した際に「数人が死亡した」という情報がSNS上で広まり、香港政府は7日、「死亡した人はいない」とする声明を出しました。しかし、市民の間で政府や警察に対する不信感は強まっており、抗議活動が続いています。
抗議活動が続く香港では、先月31日、多くの観光客も利用する九龍半島の「太子」駅構内で警察が若者ら40人を違法な集会に参加した疑いなどで逮捕した際、警棒を使って押さえ込むなどし、大勢のけが人が出る事態となりました。

これについて、SNS上では「数人が死亡したことを警察が隠している」という情報が広がり、連日、駅や警察署周辺に大勢の人が集まって当日の監視カメラの映像を公開するよう求めるなど、抗議を続けています。

これに対し香港政府は7日、声明を出し「この3か月間、抗議活動の制圧の過程で死亡した人はいない」と改めて否定しました。

しかし、7日夜も大勢の人が集まって駅や警察署の周辺の道路を封鎖し、路上に火をつけるなどして抗議を続け、強制排除に乗り出した警察と衝突しました。

一連の抗議活動では若者らのSNS上での意見で抗議の方針などが決められていることが多く、こうしたやり取りを通じて、政府や警察に対して不信感が強まり、抗議活動がさらに広がる状況が続いています。