日米貿易交渉 来月 協定への署名目指す 日米首脳が一致

日米貿易交渉 来月 協定への署名目指す 日米首脳が一致
安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領は日本時間の25日夜、訪問先のフランスで会談し、日米の貿易交渉について、来月の国連総会にあわせて改めて行う首脳会談で交渉を妥結させ、協定への署名を目指すことで一致しました。
G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するためフランスを訪れている安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領は、日本時間の25日夜、首脳会談を行ったあと日米の貿易交渉に関する協議の成果について、トランプ大統領の呼びかけで急きょ共同記者発表を行いました。

両首脳は、先の閣僚協議で主要な論点で折り合い事実上の大枠合意に至ったことを確認したうえで、来月の国連総会にあわせて改めて行う首脳会談で交渉を妥結させ、協定への署名を目指すことで一致したことを明らかにしました。

安倍総理大臣は「ウィンウィンで進んでいることをうれしく思う。両国にとって間違いなく大きなプラスになる」と述べました。

首脳会談に同席した茂木経済再生担当大臣は記者団に、「農産品については過去の経済連携協定の範囲内でアメリカが他国に劣後しない状況を早期に実現する。工業品についても日本の関心に沿った関税の撤廃・削減が実現することで、双方に利益となる貿易・経済関係の強化が可能になる」と述べました。

そして、交渉結果の詳細は正式な合意の段階で公表する考えを示しました。

一方、茂木大臣は、自動車の扱いをめぐり、アメリカが検討する追加関税や「数量規制」は日本に発動されない見通しだとし、最終的な合意の段階で改めて確認したいという考えを示しました。

今回の日米首脳会談をめぐって外務省は当初、会談が2回行われたと発表しましたが、2回目は共同記者発表の打ち合わせだったと訂正しました。