日米首脳会談終了「日米貿易交渉 発表できるかも」トランプ氏

日米首脳会談終了「日米貿易交渉 発表できるかも」トランプ氏
G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するためフランスを訪れている安倍総理大臣は、午後6時半ごろからおよそ1時間、アメリカのトランプ大統領と会談しました。冒頭、トランプ大統領は日米の貿易交渉について「この会談のあとに発表できるかもしれない」と述べました。
安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領との会談は日本時間の午後6時半ごろからおよそ1時間行われました。

会談の冒頭、安倍総理大臣は「同盟の深化や、北朝鮮やイランなどの地域情勢のほか、日米の貿易・経済について実りある議論をしたい」と述べました。

これに対しトランプ大統領は日米の貿易交渉について「大きな取り引きだ。この会談のあとに発表できるかもしれない」と述べました。

また北朝鮮が短距離弾道ミサイルなどの発射を続けていることについて、トランプ大統領が「喜ばしくはないが合意の違反はしていない。われわれは会話を続けている。先週キム委員長からとてもすばらしい手紙をもらったが、その中で彼は『韓国が戦争ゲームしている』と不満を示していた。私も米韓合同軍事演習は不必要だと考えている」と述べました。

これに対し安倍総理大臣は「日本は短距離弾道ミサイルも国連決議違反だと思っている」と指摘したうえで、北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議について「トランプ大統領とは緊密に連携している。日本は全面的に支持している」と述べました。

両首脳の会談はことし6月のG20大阪サミットに合わせて行われて以来で、今回で13回目となります。

会談の内容は明らかになっていませんが、日米の貿易交渉をめぐり、先に行われた閣僚協議で、アメリカが求めていた農産品の市場開放はTPP協定の水準を限度とすることなどで事実上の大枠合意に達したことを踏まえ、その内容を確認するとともに、妥結の時期などをめぐり意見を交わしたものとみられます。

また、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応や、中東のホルムズ海峡の安全確保のため、アメリカが結成を目指している有志連合への参加などをめぐっても意見を交わしたものとみられます。

さらに、韓国が日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAの破棄を通告したことを受けて、両首脳の間でどのようなやり取りが行われたのかも注目されます。