「地震の予測地図」色使い改善へ 色覚障害ある人も見やすく

「地震の予測地図」色使い改善へ 色覚障害ある人も見やすく
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政府の地震調査研究推進本部は、将来予測される地震の発生確率や震度を色分けした地図について、色覚に障害がある人も見やすくなるよう色の使い方を改善することになりました。
地震調査研究推進本部は、全国で予測される地震の発生確率や揺れの強さを色で示した「全国地震動予測地図」や、主な活断層で今後30年以内に地震が発生する確率をランク分けした地図などを公表しています。

これまで震度5弱以下には緑や薄い緑が、震度6弱以上には赤系の色が使われていましたが、赤と緑が見分けにくい人の場合、危険度が正確に伝わらない可能性があるということです。

このため、今後は緑色を使用しないことにしたほか、色が連続的に変化するグラデーション表示も行わないことにしました。

また従来、地図の種類によっては、危険度が高い場合と低い場合の両方に用いられていた「黒」も今後は使わないことにするなど、新たに、危険度に応じて「赤紫」から「薄い灰色」まで9段階の色で統一し、今後作成する地図に反映させることにしています。

地震調査研究推進本部政策委員会の委員長で、名古屋大学の福和伸夫教授は「大きな災害が増える中、情報を正しく活用してもらう重要性が高まっている。伝わることを意識して一歩ずつ取り組んでいきたい」としています。