保護した男性を裸に 警部を書類送検 千葉

保護した男性を裸に 警部を書類送検 千葉
千葉県警・流山警察署に勤務していた警部がことし4月、保護した男性に警察署のロビーで服を脱ぐよう要求し、裸にさせたなどとして、千葉県警はこの警部を特別公務員暴行陵虐の疑いで書類送検するとともに停職の懲戒処分にしました。
書類送検されたのは千葉県警・流山警察署の留置管理課長だった56歳の警部で、警察によりますと、ことし4月、住民からの通報を受けて保護した60代の男性に対し、警察署のロビーで服を脱ぐように要求し裸にさせたほか、目や耳を手で塞ぐ嫌がらせをしたとして、特別公務員暴行陵虐の疑いが持たれています。

当時は夜間の当直態勢で警部は責任者でしたが、これまでの調べによりますと帰宅するタクシーを呼んでほしいと求めた男性に対し「靴と服を売って金にしてやる。脱げ」などと言ったということです。

調べに対し警部は「男性への対応で署員が振り回されたと感じ、相手を挑発するうちにエスカレートして正常な判断ができなくなってしまった」と話しているということです。

千葉県警は23日、警部を書類送検するとともに停職6か月の懲戒処分としました。

また、上司の署長を本部長注意の処分としました。

警部は23日付けで依願退職したということです。

千葉県警の山本能之首席監察官は「信頼を大きく損ね、深くおわびします。指導を徹底し再発防止に努めたい」とコメントしています。