トリエンナーレ 津田大介氏 混乱陳謝も芸術監督続ける考え

トリエンナーレ 津田大介氏 混乱陳謝も芸術監督続ける考え
愛知県で開かれている国際芸術祭、「あいちトリエンナーレ」で慰安婦問題を象徴する少女像などの展示が中止された問題で、芸術監督を務める津田大介氏は、15日夜、自身のツイッターで混乱を招いたことを陳謝する一方、辞任しない考えを示しました。
この中で津田氏は、「混乱を招いたことにつき、芸術監督として、責任を重く受け止めています。ご迷惑をおかけした関係各所にあらためてお詫び申し上げます」と陳謝しました。

そして展示に向けては、会場に警備員を常駐させ、街宣車やテロに備えて警察と情報を共有し、抗議電話に備えて電話回線を増強するなどの対策を講じたものの、「行き届かないところが多々あった」と釈明しました。

一方、企画の進め方や準備不足についての批判は甘んじて受けるとしながらも、「表現の自由が実質的に保障される社会を目指し、その障害が何であるのかを皆様に考えてもらうことは公的組織が関与した芸術祭においてなされるに相応しいものだったと今も考えている」と改めて意義を強調しています。

そのうえで津田氏は、愛知県が設けた検証委員会で一定の結論が出るまで芸術監督を続ける考えを示し、今後、芸術祭の中で、今回の展示内容や批判について県民などが議論する場を設けたいとしています。