夏の甲子園 中京学院中京 44年ぶりベスト8に

夏の甲子園 中京学院中京 44年ぶりベスト8に
夏の全国高校野球、大会10日目の第2試合は、岐阜の中京学院大中京高校が神奈川の東海大相模高校に9対4で勝ち、44年ぶりにベスト8に進みました。
中京学院大中京は2点を追う7回、打者11人、ヒット8本の猛攻で一挙7点を奪って逆転しました。

投げては、先発したエースの不後祐将投手など4人のピッチャーが東海大相模の強力打線を4点に抑え、中京学院大中京が44年ぶりに準々決勝に進みました。

敗れた東海大相模は、6回に2点をあげて3対1と勝ち越しましたが、5人のピッチャーが合わせて17本のヒットを打たれて9点を失い、優勝した平成27年以来、4年ぶりのベスト8進出はなりませんでした。

中京学院 橋本監督「気を引き締め直し一戦必勝で」

中京学院大中京高校の橋本哲也監督は「選手たちの粘り強さが7回の逆転につながった。前の打席で凡退したのを修正してよく打ってくれた。ただ、これだけミスをしてよく勝てたなとも思う。もう一度、気を引き締め直して、対戦相手に関係なく一戦必勝の気持ちでやっていきたい」と話していました。

中京学院 不後投手「キャッチャーの藤田に感謝」

中京学院大中京高校のエースの不後祐将投手は「東海大相模は、踏み込んでくる印象があったので、インコースをついたのがよかった。キャッチャーのミットをめがけて、投げた結果が勝利につながった。キャッチャーの藤田に感謝です」と笑顔で話していました。

中京学院 藤田主将「やってきたことを信じて打った」

7回に同点のタイムリーヒットを打った、中京学院大中京高校の4番でキャプテンの藤田健斗選手は「7回の場面は、追い込まれていたが、やってきたことを信じて開き直って打った。目標のベスト8に入ることができてうれしいです」と話していました。

栃木の作新学院との準々決勝に向けて「相手も強打のチームなので、打ち負けないように勝ちたいです。ここまで来たからには優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。

東海大相模 門馬監督「相手の勢いが上回った」

敗れた東海大相模高校の門馬敬治監督は「大量失点には注意していたが、7回に一挙に7点を取られてしまった。どうにかして相手にいった流れを止めようと、時間をとったり選手を交代したり手を尽くしたが、相手の勢いが上回った」と敗因を語りました。

そして、今大会を振り返って「目標の日本一には届かなかったが、選手はよくやったと思う。1、2年生の多いチームで経験を積むことができたので、来年以降に生かしていきたい」と再出発を誓っていました。

東海大相模 井上主将「甲子園で野球ができたことに感謝」

東海大相模高校で、6回に一時、勝ち越しとなるソロホームランを打ったキャプテンの井上恵輔選手は「なんとかチームに勢いを与えたかった。初球から打ちにいってホームランになったのでよかったです」と振り返っていました。

また、7回に一挙7点を奪われた場面について、キャッチャーの井上選手は「相手の打撃におされて自分自身も気持ちがひいてしまった。3年間、やってきたことに悔いはないです。甲子園で野球ができたことに感謝したい」と話していました。