台風に備え危険箇所の確認 北海道 小樽

台風に備え危険箇所の確認 北海道 小樽
台風10号の接近に備えて、北海道の小樽市では、消防が以前の大雨による洪水で浸水した地域を見てまわり、災害の危険がないかチェックしていました。
このうち松ケ枝地区では、消防の担当者が側溝や小さな川の周辺を歩き、木の枝やゴミが詰まって川の水をせき止めることがないよう、長い棒を使って水の流れを確保していました。

また消防車の拡声機を使い、強風で物が飛ばされないよう早めに対策をとってほしいと住民に呼びかけていました。

小樽市消防署の入井直樹消防司令長は「事前の備えが、いざ災害が発生したときに迅速に対応できる消防隊員の余力につながる」と話していました。

港では漁船を係留する対策も

港でも強風や高波に備える動きが広がっています。

このうち北海道留萌市の留萌港では、波があまり高くならないと予想される場所に漁船を移動したり、係留しているロープの本数を増やしたりする対策が取られています。

漁船の様子を見に来た漁業者は「きのうのうちに台風の対策をしました。早く台風が去り、漁を再開したいです」と話していました。

人気フェスも一部中止に

台風10号の接近に伴い、北海道石狩市を会場に毎年7万人以上が集まる国内有数の音楽イベント「ライジングサンロックフェスティバル」は、予定していた2日間のうち16日の公演を中止しました。

「ライジングサンロックフェスティバル」は、石狩市の樽川ふ頭近くにある野外特設ステージで、毎年この時期に開かれている音楽イベントで、道内外から7万人以上が集まります。

ことしも16日と17日の2日間にわたって行われる予定でしたが、主催者によりますと、台風10号の接近に伴う悪天候が予想されることから、来場者の安全を考慮して、16日の公演を中止したということです。

17日の公演は天候の回復が見込まれることから、プログラムを変更して行うということです。

大阪から来た男性は「きょうの中止は残念ですが、わざわざ飛行機を取ってきたので、あしたはその分楽しみたいです」と話していました。