ミャンマー 軍施設への襲撃相次ぐ 兵士ら14人死亡

ミャンマーの東部で15日、軍の施設や検問所など合わせて5か所が少数民族の武装勢力による襲撃を受け、これまでに軍の兵士や警察官など14人の死亡が確認されました。
ミャンマー軍の発表などによりますと、東部のシャン州とその周辺で15日、軍の学校や検問所など合わせて5か所が武装勢力に次々と襲われました。

この襲撃により、軍の兵士や警察官のほか、市民も巻き添えとなり、合わせて14人の死亡が確認されました。さらに4人の警察官の行方が分からなくなっているということです。

インターネット上には武装勢力がみずから撮影し投稿したとみられる動画が掲載され、銃で武装した男たちが数人の男性を連れ去っていく様子などが写されています。

自治の拡大などを求め協力して闘争を続けている複数の少数民族の武装勢力は犯行を認める声明を出し、ミャンマー軍や警察が作戦や取締りを強化していることに対抗するための措置だ、などと主張しています。

一方、ミャンマー軍は今回の襲撃で違法薬物の取締りに使う機械が破壊されたことから、武装勢力は違法薬物の取り引きを続けたいがために襲撃を行ったとして批判しています。

ミャンマー政府は少数民族の武装勢力との和平を最優先課題に掲げていますが、交渉は思うように進まず、不安定な情勢が続いています。