中国 米の追加関税に対抗措置の方針示唆

中国 米の追加関税に対抗措置の方針示唆
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中国で関税などを所管する政府機関は15日、アメリカが中国からの輸入品に追加の関税を発動することに対して、「対抗措置をとらざるをえない」というコメントを発表しました。近く、具体的な措置をまとめる方針を示唆し、アメリカをけん制するねらいがあるとみられます。
アメリカのトランプ政権は来月1日とことし12月15日の2段階に分けて、中国からの3000億ドルの輸入品に10%の関税を上乗せする措置を発動する方針です。

これについて、中国で関税などを担当する「関税税則委員会」は15日、責任者のコメントを発表しました。

この中でアメリカの追加関税の措置について、「両国首脳会談での共通認識に背き、貿易問題の解決に向けた正常な道筋とかい離している」と非難しています。

そのうえで「必要な対抗措置をとらざるをえない」として、中国側としてもアメリカからの輸入品に対する追加の関税措置など具体策を近く、まとめる方針を示唆しました。

中国は13日行ったアメリカとの電話協議でも、アメリカ側の追加関税に強く抗議しています。

両国は今月中に再度、閣僚級の電話協議を行うとしていて、中国としてはそれを前に、対抗措置をとる意向を改めて明確にし、アメリカ側をけん制するねらいがあるとみられます。