終戦の日 東京大空襲の犠牲者悼む灯籠流し

終戦の日 東京大空襲の犠牲者悼む灯籠流し
終戦の日の15日、東京大空襲で多くの人が命を落とした東京の下町を流れる川では犠牲者を追悼する灯籠流しが行われました。
灯籠流しが行われたのは東京 江戸川区と江東区の間を流れる旧中川で、昭和20年3月の東京大空襲では火の手から逃れようと多くの人が飛び込みおよそ3000人が命を落としたとされています。

終戦から74年の15日、川にかかる橋で開かれた追悼式典には多くの住民が集まり、全員で黙とうしたあと、花を手向けました。

そして、「平和」や「笑顔」といった地元の子どもたちのメッセージなどが書き込まれたおよそ2000個の灯籠を川に流して、犠牲者を追悼しました。

参加した人たちは灯籠の明かりに包まれながら静かに平和を願っていました。
東京大空襲を体験した90歳の男性は「空襲のあとに見た防空ごうの中のたくさんの遺体など、せいさんな状況は忘れられない。争い事がない世界になることを希望しています」と話していました。

当時3歳だった女性は「空があかね色だったことが強烈な記憶で今も覚えています。戦争は悲惨だということをこれからも、子どもや孫に伝えていきたい」と話していました。

家族3人で参加した小学6年生の女の子は「戦争はとにかく恐ろしいです。これからも平和な時代を引き継いでいきたいです」と話していました。