アジア株式市場 売り注文広がり荒い値動き

アジア株式市場 売り注文広がり荒い値動き
世界経済の先行きへの懸念から15日のアジアの株式市場は取引開始直後から売り注文が広がって、台湾やシンガポールで株価が値下がりしたほか、株価が上昇に転じた中国の上海や香港でも一時は値下がりするなど荒い値動きとなりました。
世界経済の先行きへの懸念から14日のニューヨーク市場で株価が急落したことを受けて、15日のアジアの株式市場も取引開始直後から売り注文が広がる展開となりました。

このため多くの市場で株価は値下がりし、代表的な株価指数の終値は14日と比べて、台湾がおよそ0.9%の、シンガポールがおよそ0.6%の下落となりました。

また中国の上海や香港でも取引開始直後は売り注文が広がり、上海では一時、およそ1.8%下落しました。

その後、上海と香港では、いったん値下がりした株を買い戻す動きが強まり、最終的には、香港がおよそ0.7%、上海がおよそ0.2%の上昇に転じる荒い値動きとなりました。

市場関係者は「上海や香港で、株価はひとまず上昇に転じたものの、アメリカの金利が景気後退の予兆とされる動きをしたことなどで世界経済の先行きに対する投資家の警戒感は強まっている」と話しています。