東京大空襲振り返り平和を訴える 作家の早乙女勝元さん

東京大空襲振り返り平和を訴える 作家の早乙女勝元さん
終戦の日の15日、東京 江東区では74年前の東京大空襲を体験した作家の早乙女勝元さんが当時を振り返りつつ、若者たちに平和の大切さを訴えました。
ことし6月まで「東京大空襲・戦災資料センター」の館長を務めていた早乙女勝元さん(87)は12歳の時に大空襲を経験しました。

15日は戦災資料センターに集まった人たちを前に、早乙女さんが合わせて100回を超えた東京への空襲について「どれほどたくさんの焼い弾の火種の中を逃げたかわからない。自宅も半分焼けたが何とか生き延びられた」と振り返りました。

そして、終戦を迎えた8月15日の夜「戦時中は制限されていた電球をともし、その明るさに平和が訪れたことを実感した」と語りました。

このあと、地元の高校生が東京大空襲の当時、女学生だった女性の体験記を朗読し「平和な世の中を築いていきたい」と決意を述べました。

小学4年生の男子児童は「戦争はとても恐ろしく、今はとても平和だと感じました。世界から戦争がなくなってほしい」と話していました。

早乙女さんは「戦争は絶対反対です。戦後という時間がこれからもずっと続いてほしい。次の世代が生きていてよかったと思える日々を作っていかなければなりません」と話していました。