香港 食品見本市始まる 抗議行動で日本企業の不参加相次ぐ

香港 食品見本市始まる 抗議行動で日本企業の不参加相次ぐ
香港では、アジア最大規模の食品見本市が15日から始まりましたが、日本からは、抗議行動が続いていることを受けて、参加を取りやめる企業が相次ぎました。長引く社会の混乱がビジネスにも影響を及ぼしています。
アジア最大規模の食品見本市、「フード・エクスポ」は15日から5日間にわたって香港で行われ、日本など21の国と地域から1500余りの企業や団体が参加しています。

このうち、日本各地の果物や調味料などを紹介するジェトロ=日本貿易振興機構の「ジャパンパビリオン」では101社が参加する予定でしたが、香港で政府や警察に反発する市民の抗議活動が続いていることを受けて、9社が参加を取りやめたということです。

また、参加した企業からも治安の状況を心配する声が相次ぎ、このうち和歌山県の健康食品メーカーの担当者は「暴動のようになっていて巻き込まれないか心配だ。去年に比べてことしは、中国本土からの客が特に少ないように思う」と話していました。

ジェトロ香港の前田久紀市場開拓部長は「開催できるのかという問い合わせが多くあった。多くの企業が半年くらい前から資料作りなどの準備をしてきただけに、このような状況は残念だ」と話していました。

香港では、抗議活動が収束するめどは立っておらず、長引く混乱はビジネスにも影響を及ぼしています。