旧海軍特攻基地に記念館開館 鹿児島 霧島

旧海軍特攻基地に記念館開館 鹿児島 霧島
終戦の日の15日、鹿児島県霧島市にかつてあった特攻基地、「第二国分基地」の記念館が開館し、式典が開かれました。
記念館は、霧島市の観光施設内に設立され、開館の式典には地元の住民などおよそ70人が集まりました。

現在、鹿児島空港がある霧島市溝辺町麓には、戦時中、海軍の特攻基地「第二国分基地」があり、終戦間際までの1年ほどに217人の特攻隊員が出撃し、亡くなりました。

記念館は基地があった場所に建てられ、式典で行われた慰霊祭では、参加者たちが鎮魂の鐘の音に合わせて、戦没者に黙とうをささげたあと、一人一人、花を供えました。

記念館には特攻隊員らの写真や手記をまとめたパネルが展示されているほか、隣接する場所は、かつて武器の収納などで使われていた「ごう」があり、間近で見ることができます。

訪れた80代の男性は「戦争が続いていたなら、自分も特攻に行ったかもしれないと思うと、考えさせられます」と話していました。

記念館を運営する山元正博さんは「特に若い人に展示を見てもらい、改めて平和について考えてもらいたいです」と話していました。

記念館は、無料で見学できるほか、午前9時から午後5時までの間、毎日開館しているということです。