Uターンラッシュのピークに台風直撃

Uターンラッシュのピークに台風直撃
Uターンラッシュは15日がピークとなる予想でしたが、台風10号の影響で西日本を中心に新幹線や空の便に運休が相次いでいて、お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちに大きな影響が出ています。交通機関各社は引き続き、最新の空席状況や運行状況を確認するよう呼びかけています。
各新幹線の上りの列車や各地から羽田や大阪に向かう国内の空の便は、15日がUターンラッシュの混雑のピークと予想されていました。

しかし、台風10号の接近で、山陽新幹線が新大阪と小倉の間で運休を決めたり、国内の空の便で700便以上が欠航したりするなど、西日本を中心に、お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちに大きな影響が出ています。

JR東海によりますと、運行している東海道新幹線も上り線の指定席でキャンセルが相次ぎ、15日の午後の列車では予約に空きがある状況だということです。

また、上りの自由席の乗車率も午前10時までで最も高かったのは、午前6時新大阪発、東京行きの「のぞみ200号」の70%で、これまでのところ目立った混雑はないということです。

JR東海は混雑が分散しているとみて、16日と17日の午前中、臨時で上りの「のぞみ」を合わせて10本運転する予定です。

また、国内の空の便は、西日本の各地と羽田や大阪を結ぶ便を中心に欠航が相次いでいますが、航空各社によりますと、そのほかの便については15日は多くがほぼ満席となっているということです。混雑は今週いっぱいまで続く見込みだということです。

交通機関各社は最新の空席状況や運行状況を確認するよう呼びかけています。

一方、高速道路の上り線は午前11時現在、目立った混雑はありませんが、台風10号の影響で九州や四国地方などで通行止めの区間が出ています。

高速道路各社によりますと、台風の影響で当初の予測とは異なる渋滞が発生するおそれがあるということで、最新の情報を確認するよう呼びかけています。

東京駅の家族連れ「台風で予定早め帰京」

JR東京駅の新幹線ホームでは、午前中から家族連れなどで混雑していて、中には台風10号の影響を考え、旅行を早めに切り上げて東京に戻ってきた人たちの姿もありました。

単身赴任中の父親に滋賀県に会いに行っていたという小学2年生の女の子は「お父さんと一緒にバーベキューをして、とても楽しかったです」と話していました。
女の子の母親は「風がすごく強かったので、帰れなくなるかもしれないと心配でした。予定を早めて朝5時に出てきたのですが、無事東京に戻ってこられて安心しました」と話していました。

また、兵庫県の実家に子どもと一緒に帰省していた男性は「新大阪までは在来線が通っていたので何とか帰ってこられましたが、予定を切り上げて帰ってきました」と話していました。

羽田空港 欠航相次ぐ中 Uターンの家族連れ

一方、羽田空港では、台風の影響で欠航が相次いでいるものの、到着ロビーでは大きな荷物や土産物の袋を持った家族連れなどの姿が多く見られました。

このうち、子どもたちと一緒に北海道から戻ったという40代の女性は「実家のある北海道のむかわ町から戻ってきました。だいぶ建物も復興していて安心しました。飛行機は満席で混んでいました」と話していました。
また、次女は「東京よりも涼しくて快適でした」と話していました。

夫の実家のある長崎市から戻ったという40代の女性は「行きは台風8号、帰りは台風10号のせいで飛行機が遅れて大変でした。みんなキャンセルしたようで、帰りの便はガラガラでした。おいしいものをたくさん食べて2週間楽しく過ごしました」と話していました。
また、5歳の息子は「ハウステンボスのプールで遊んだり、おじいちゃんからカブトムシをもらって、とても楽しかったです」と話していました。