渓谷付近で孤立の18人 全員救出 けがはなし 大分 玖珠町

渓谷付近で孤立の18人 全員救出 けがはなし 大分 玖珠町
14日夕方、大分県玖珠町の渓谷付近にバーベキューに訪れていた18人が、周囲が水につかったため孤立していましたが、通報からおよそ15時間後の15日午前8時すぎ、警察などが18人を発見し、これまでに全員を救出しました。いずれもけがはなく、無事だということです。
14日午後4時半ごろ、大分県玖珠町の大谷渓谷付近で、佐賀県からバーベキューに来ていた18人のグループから「車が水没して動かなくなった。助けてほしい」と消防に通報がありました。

警察などによりますと、このグループは大人7人、子ども11人で、中には生後5か月の赤ちゃんもいて、車6台に分乗して移動していたところ周囲が水につかり、身動きがとれなくなったということです。

警察と消防がグループと電話で連絡を取りながら40人体制で捜索した結果、通報からおよそ15時間後の15日午前8時すぎ、玖珠町の大谷渓谷の南西を流れる川沿いで18人を発見し、これまでに全員を救出したということです。

いずれもけがはなく、無事だということです。

発見時の状況は

孤立した18人の捜索や救助にあたった警察官と消防隊員がNHKのインタビュー取材に応じました。

日田玖珠広域消防組合の太田道治消防指令は「ナビを頼りに車で走っていたら道に迷い込んだようでした。朝方かなり冷え込んだが発見した時、子どもたちに笑顔が見られた時はホッとしました。大人たちはいずれも安心していた様子でした」と話していました。

また、大分県警察本部・警備部機動隊の宇都宮徹警部補は「山の斜面を10メートルほど登ったところにテントを張って、密集する形で体を寄せ合うように座ってしのいでいました。雨風がかなり強かったので、中にはシャツがぬれた人やサンダルを片方しか履いていない人もいました。小さい子どもは疲れて衰弱している様子でした」と当時の状況を話しました。

そのうえで「台風が接近するような時は危険な場所には絶対に近づかないことを前提として行動してほしい」と呼びかけました。