NYダウ 一時600ドル超下げ 長期金利が短期金利下回る

NYダウ 一時600ドル超下げ 長期金利が短期金利下回る
14日のニューヨーク株式市場は、景気後退の予兆とされる長期金利が短期金利を下回ったことから、幅広い銘柄に売り注文が出て、ダウ平均株価の値下がり幅は、一時600ドルを超えました。
前日、大きく値上がりしたニューヨークの株価ですが、この日は、ドイツや中国で発表された経済指標が悪かったことに加え、アメリカの10年物国債の金利が2年物国債の金利を下回る「逆転現象」が起こりました。

これは「逆イールド」と呼ばれるもので、安全とされる国債への資金の流入が進んだためですが、より長い期間の金利が短期金利を下回ることは、景気後退の予兆とされています。

10年物国債の金利が2年物を下回るのは、いわゆるリーマンショックが起きる直前の2007年6月以来、12年ぶりのことで、ダウ平均株価は日本時間の午前0時すぎ、値下がり幅が一時、600ドルを超えました。

市場関係者は、「先の見えない米中貿易摩擦に加え、ドイツの成長率がマイナスに落ち込むなど、世界経済全体への減速懸念が一段と強まり、リスクを回避しようという動きにつながっている」と話しています。