夏の甲子園 関東第一 4年ぶり3回戦進出

夏の甲子園 関東第一 4年ぶり3回戦進出
夏の全国高校野球、大会9日目の第3試合で、東東京の関東第一高校が熊本工業に6対5で勝って4年ぶりに3回戦に進みました。
関東第一は3回、フォアボール2つと相手の悪送球でノーヒットで先制しました。

5回にも悪送球やエラーなど相手の守りの乱れでチャンスが広がり、タイムリーヒットなどで一挙4点を奪い、その後も追加点を挙げました。

先発の土屋大和投手は、コーナーを丁寧についた打たせて取るピッチングで5失点で完投し、関東第一が熊本工業に6対5で勝って、ベスト4に進出した2015年以来、4年ぶりに3回戦に進みました。

一方、熊本工業は、9回に1点差まで追い上げましたが及ばず、13年ぶりの3回戦進出はなりませんでした。

関東第一 米澤監督「自分たちらしく機動力で勝てた」

関東第一の米澤貴光監督は「『塁に出たらどんどん次の塁を狙っていこう』と話していた。自分たちらしく、機動力を使って勝てたことがよかった」と振り返りました。

3回戦の鶴岡東との試合に向けては「それほど打てるチームではないと思っている。堅実な守備に加えて、ヒット1本でセカンドからホームにかえってくる持ち味の機動力を生かして戦っていきたい」と抱負を話していました。

関東第一 土屋投手「次は100点の投球を」

5失点で完投した、関東第一の土屋大和投手は「監督から“何回まで”とは言われていなかったので、自分が行けるところまで行こうと思っていました。常に低めを意識してチェンジアップなどがしっかりと決まったのがよかったと思う」と振り返りました。

そのうえで「きょうは点を取られてしまったので、投球に点数をつけると70点ぐらい。次は自分の持ち味のコントロールを意識して、100点の投球を目指したい」と話していました。

熊本工業 田島監督「気持ちが強く いいチームになった」

熊本工業の田島圭介監督は「関東第一は総合力が高く、走塁だけでなくいろいろなプレーが積極的だった」と振り返りました。

選手たちに向けては、「劣勢に立たされても追いつこうとするプレーが見られる、気持ちが強くいいチームになった」とたたえたうえで、「また、甲子園に戻ってきたい」と来年を見据えていました。

熊本工 林投手「ベンチの声に頑張ろうと」

敗れた熊本工業の林彪太郎投手は「変化球もストレートもしっかり腕を振って投げることができた。コースに投げ分けて緩急を使ったが相手が上だった。相手の走塁もうまく、得点圏にランナーを進められてしまった」と関東第一をたたえていました。

終盤、チームが追い上げたあとについては「ベンチで『切り替えていこう』と声をかけられ、頑張ろうという気持ちになった」話しました。

そして、夏の甲子園での試合を終えて「予選から味方が援護をしてくれて勝つことができた。自分らしいピッチングはできなかったが、チームの皆には本当に感謝している。多くの方々の応援の声を聞いて、頑張ろうという気持ちになることができた」と感謝のことばを話していました。