対中関税 スマホなど550品目の追加延期 米政府

対中関税 スマホなど550品目の追加延期 米政府
アメリカ政府は、来月1日から実施する中国からの輸入品に対する追加の関税措置について、自国の消費者への影響を考慮して、スマートフォンや衣類などおよそ550品目については、12月まで発動を延期すると発表しました。ただ、残る3000以上の品目への関税の上乗せは予定どおり9月に実施する方針で、引き続き圧力を強めています。
アメリカ通商代表部は13日、来月1日から中国からの3000億ドル分の輸入品に10%の関税を上乗せする措置をめぐって、スマートフォンやパソコン、一部の衣類や靴、それにおもちゃなどおよそ550品目については、12月15日まで発動を延期すると発表しました。

今回の関税措置の対象には生活に身近な日用品が多く、アメリカの産業界などからは、自国の企業や消費者にも大きな影響を与えるとして反発が出ていました。

トランプ大統領は13日、記者団に対し、「クリスマスシーズンだけを考えた措置だ。いくつかの関税はアメリカの消費者に影響が大きい」と述べ、クリスマスの買い物需要への影響を考慮したとしています。

ただ、関税の延期の対象はおよそ550品目にとどまり、残りの3000以上の品目は予定どおり9月1日に関税を上乗せする方針で、アメリカ政府は、引き続き中国側に歩み寄りを求めて圧力を強めています。