台風10号 収穫前の梨やぶどうに強風対策 鳥取 島根

台風10号 収穫前の梨やぶどうに強風対策 鳥取 島根
台風10号の接近に備えて、二十世紀梨の生産量が全国一の鳥取県湯梨浜町や、ぶどうの産地、島根県浜田市では、収穫を目前に控えた農家が強風への対策に追われています。
鳥取県湯梨浜町は、二十世紀梨の生産量が年間およそ1700トンにのぼる全国一の産地で、今月下旬にことしの出荷が始まる予定です。

町内の梨農家は収穫を目前に控えた梨の実が落ちるのを防ぐ対策に追われていて、このうち杉本陽一さん(39)の果樹園では枝を支える「梨棚」にひもで枝を縛りつけ、風で大きく揺れないように固定していました。

杉本さんは「せっかく育てた梨が台風で落ちないよう願いながら作業しています」と話していました。

観光ぶどう園でも風対策に負われる 島根 浜田市

島根県浜田市の観光ぶどう園では、収穫前のぶどうに被害が出ないように対応に追われていました。

浜田市金城町の観光農園、「きんた農園ベリーネ」では、64アールほどの広さで「ピオーネ」と「シャインマスカット」を栽培しています。

今月下旬からの収穫を前に、農園では、ネットを設置して突風などの被害に備えていますが、14日は風にあおられないよう細い枝を支柱にくくりつけたり、風や雨が農業用ハウスに入ってぶどうが傷つかないよう、ふだんは一部を開けている農業ハウスの屋根を閉じたりしていました。

「きんた農園ベリーネ」の天野悟志さんは「傷がついたり実が落ちたりすると価値が下がってしまうのでかなり心配しています。自然相手なのでできることにかぎりはありますが、しっかり準備をしていきたい」と話していました。