夏休み中に虐待なかったか 早期発見へ教職員に手引き

夏休み中に虐待なかったか 早期発見へ教職員に手引き
学校や教職員の目が届かない夏休みの間などに虐待を受けた子どもをなるべく早く発見するため、千葉県教育委員会は休み明けの子どもの変化を見つけるための「手引き」を教職員に配付することになりました。
ことし1月に千葉県野田市で両親から虐待を受けた末に亡くなった小学4年生の女の子は、冬休みが明けたあとも登校せず、休みの間に父親から暴行を受けたとみられています。

このため千葉県教育委員会は、夏休みなど長期間の休みの間に子どもたちが虐待を受けているおそれがないか確認しようと、教職員向けの「手引き」を作って配付することになりました。

手引きでは、教職員が子どもの変化を注意深く見つけ、虐待の確証を持てなかった場合でも児童相談所や警察などへの通告をためらってはならないとしています。そして、保護者との関係よりも子どもの安全を優先することが重要だと説明しています。

千葉県教育委員会児童生徒課の中西健課長は、「痛ましい事件を二度と繰り返さないためにも手引きを活用してほしい」と話しています。手引きは、県内のおよそ6万人の教職員に配付される予定で、県教育委員会は活用しながら虐待防止に取り組みたいとしています。