日系俳優ジョージ・タケイさん 戦時中の移民収容体験語る

日系俳優ジョージ・タケイさん 戦時中の移民収容体験語る
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テレビシリーズ「スター・トレック」に出演して人気を集めた日系アメリカ人俳優のジョージ・タケイさんが太平洋戦争中に経験した強制収容所での経験をつづった著書の出版を記念するイベントが13日、ニューヨークで開かれ「過ちを繰り返さないように歴史を学んでほしい」と訴えました。
日本からの移民の子どもとして西部カリフォルニア州で生まれたジョージ・タケイさん(82)は1960年代にテレビの人気シリーズ「スター・トレック」に主要な登場人物として出演し、人気を集めました。

タケイさんが1942年から太平洋戦争が終わるまで、家族とともに収容された日系人の強制収容所での経験や、トランプ政権の移民政策への思いをコミックとして記した著書が先月、出版されたのに合わせ13日、ニューヨークで記念のイベントが開かれました。

タケイさんはあいさつで「南部の国境で当時と同じ過ちが犯されることを許してはならない」と述べ、トランプ政権の移民政策を批判しました。

タケイさんは強制収容所を舞台にしたテレビシリーズの監修をするなど、日系移民が経験した悲劇を語るとともに、移民や差別などの社会問題に対し発言を続けています。

タケイさんは「日系人が戦争中に収容されていた事実は、まだアメリカの多くの人に知られていない。若者たちにも読みやすいコミックとして出版したので、こうした事実を学ぶことで歴史を繰り返さないようにしてほしい」と話していました。