東京パラリンピック チケットは今月22日申し込み開始

東京パラリンピック チケットは今月22日申し込み開始
来年の東京パラリンピックの観戦チケットの抽せん販売の申し込みが、今月22日からパラリンピック専用の公式サイトで始まることになりました。
東京パラリンピックの観戦チケットの抽せん販売の申し込みの受け付けは、今月22日の未明から、新たに設けられる東京パラリンピック専用の公式サイトで始まります。

チケットの購入には、東京オリンピック・パラリンピック共通の「TOKYO2020ID」の登録が必要です。

オリンピックのチケットを申し込んだ人は同じIDを使うことができ、パラリンピックから申し込む人は新たに登録が必要です。

今月1日現在でIDの登録者数はおよそ760万人にのぼっています。

抽せん販売では、第1希望と第2希望でそれぞれ1人30枚まで申し込むことができ、最大の当選枚数は合わせて30枚となっています。

受け付け期間は、来月9日の午前11時59分までで、抽せんの結果は10月2日に発表されます。

東京パラリンピックの観戦チケットは、来年に入って公式サイトで第2次の抽せん販売が行われ、来年春以降には販売所で売り出されることになっています。

また、大会組織委員会は観戦に行けなくなったチケットの購入者が定価で売りに出せるシステムを来年の春以降に作ることにしています。

組織委員会は「パラリンピックの公式販売サイトはオリンピックとは異なるので購入する際は注意してほしい。申し込みの順番は抽せんの結果に影響しないので、期間中に余裕を持って申し込んでほしい」と呼びかけています。

チケット価格は?

東京パラリンピックの一般チケットの競技ごとの最低価格と最高価格です。

「アーチェリー」は1800円から2400円、
「陸上」は2000円から6500円、
「マラソン」は、新国立競技場で観戦するチケットが2000円から3200円となっています。

「バドミントン」は1600円から3200円、
「ボッチャ」は1200円から3200円、
「カヌー」は900円から2000円、
自転車の「ロード」はゴール地点の静岡県のサーキット施設、富士スピードウェイで観戦するチケットが1400円から2000円、
「トラック」は2000円から3200円となっています。

「馬術」は1400円から2000円、
「ブラインドサッカー」は1800円から5000円、
「ゴールボール」は900円から2800円、
「柔道」は2000円から5000円、
「パワーリフティング」は1400円から2000円、
「ボート」は900円から2400円、
「射撃」は1800円から2400円、
「シッティングバレーボール」は1400円から3600円、
「競泳」は2000円から7000円、
「卓球」は1400円から2800円、
「テコンドー」は900円から2000円、
「トライアスロン」は1400円から3000円、
「車いすバスケットボール」は2400円から7000円、
「車いすフェンシング」は900円から2400円、
「車いすラグビー」は2400円から4000円、
「車いすテニス」は1800円から6500円となっています。

「開会式」は8000円から15万円、
「閉会式」は8000円から9万円となっています。

チケットの種類は?

東京パラリンピックの観戦チケットは、招致計画の段階で全体でおよそ230万枚にのぼります。

一般のチケット以外もオリンピックと共通ですが、ワンコインの500円で買えるグループ向けなど観戦しやすい価格設定がさまざまな種類のチケットで用意されています。

グループ向けのチケットは「東京2020みんなで応援チケット」と名付けられ、子ども、お年寄り、障害のある人のいずれかを含む2人以上が対象です。

開閉会式やすべての競技の予選を中心に最も安い座席が対象で、500円、1000円、1500円、そして2020円と4段階の価格設定となっています。

「車いすユーザーチケット」は車いすの利用者と同伴者が一緒に観戦できるペアのチケットで、開閉会式とすべての競技が対象となります。

このほか、全国の小学校、中学校、高校、それに特別支援学校の子どもたちを対象に自治体を通じて販売する「学校連携観戦チケット」、宿泊や交通手段がセットになった旅行会社が販売する「公式観戦ツアー」が計画されています。

また、オリンピックで販売される予定の観戦チケットと豪華な食事などがセットになり、最高635万円という驚きの価格設定が話題となった「公式ホスピタリティパッケージ」については、パラリンピックでは検討中だということです。

不正な転売 防ぐには

不正な転売を防ぐため大会組織委員会ではオリンピックと同様、パラリンピックのチケットを購入する際にも氏名などの個人情報を登録する仕組みにしていて、不正な転売が懸念される場合は、入場の際に本人かどうかを確認するということです。

また、オークションなど非公式な場所では不正な転売や詐欺の被害にあうおそれがあるなどとして公式の販売サイトや販売所、販売事業者以外からは購入しないことを呼びかけています。

一方で組織委員会は観戦に行けなくなったチケットの購入者が定価で売りに出せる公式のシステムを来年の春以降に作ることにしています。

座席チケット 開閉会式は5種類 競技は3種類

会場の座席の種類についてです。

開閉会式の一般のチケットはA席からE席までの5種類、競技はA席からC席までの3種類の座席に分かれています。

このうち人気の高い競技の1つ、車いすバスケットボールはA席とB席の2種類で、いずれも指定席となっています。

具体的にみると、予選ではB席が2400円、A席が4000円、準々決勝と準決勝ではB席が2800円、A席が5000円となっていて、メダル獲得がかかる決勝と3位決定戦はB席が3200円、A席が7000円となっています。

このうち決勝と3位決定戦は競泳の決勝と並んで、22の競技の中で最も高額となっています。

一方、最も低額なのはカヌーとボートの予選のC席や、ゴールボールの予選のB席などで900円となっていて、オリンピックの競技の一般チケットで最も安いものと比較すると半分以下になっています。

どの競技会場も、座席のレイアウトは今後変動する可能性があり、抽せんで当選しても座席の番号が決まるのは来年の春以降になる見込みだということです。

特に新国立競技場で行われる「開会式」と「閉会式」は、セレモニーの演出によって会場のレイアウトが大きく変わることがあるということで、座席の配置図は示されていませんが、最も高い開会式のA席は15万円となっています。

申し込み開始時刻は「未明」 アクセス集中避け時刻 明示せず

東京オリンピックの観戦チケットの抽せん販売で、申し込みが始まった初日などにアクセスが集中して公式販売サイトに接続しにくくなったことを受けて、大会組織委員会は東京パラリンピックの抽せん販売では申し込みの開始時刻を明確にしていません。

東京オリンピックの観戦チケットの抽せん販売の申し込みの受け付けは、ことし5月9日の午前10時から始まることが事前に明らかにされていましたが、初日などはアクセスが集中し公式販売サイトに接続しにくくなりました。

これを受けて大会組織委員会では、東京パラリンピックの観戦チケットの抽せん販売の申し込みの受け付けについては、22日から始まることを発表したもののアクセスの集中を避けるため、時刻については「未明」とだけ示して明確にしなかったということです。

それでも公式サイトにつながりにくくなる可能性はあるとしていて、大会組織委員会は「申し込みの初日と締め切りの直前は販売サイトが混雑することが考えられるので、余裕のあるときに申し込みの手続きをしてもらいたい」と呼びかけています。