企業物価指数 2か月連続で下落 米中貿易摩擦の影響を反映

企業物価指数 2か月連続で下落 米中貿易摩擦の影響を反映
企業の間で取り引きされるモノの値動きを示す先月の「企業物価指数」は2か月連続で前の年の同じ月を下回りました。米中貿易摩擦の影響で需要が落ち、企業の物価に反映した形です。
日銀は毎月、全国の企業に聞き取りを行い、企業の間で取り引きされているモノの値動きを調べています。

13日、発表された先月の企業物価指数は平成27年の平均を100とした指数で101.2と前の年の同じ月を0.6%下回りました。

指数が前の年の同じ月を下回るのは2か月連続で、6月のマイナス0.1%からさらに下落幅が広がりました。

これは、米中貿易摩擦の影響で中国経済が減速したことによって国際的な商品の市況が悪化したことが主な要因で、鉄くずなどの「スクラップ類」がおよそ20%、アルミや銅といった「非鉄金属」が6%余り下落しました。

日銀は「米中貿易摩擦が物価の市況を悪くしていて、広く影響が出てきている。このところは円高も進んでいるので、輸入される品目を中心に物価が下がりやすく、今後の価格動向を注意して見ていきたい」と話しています。