夏の甲子園 履正社が3回戦進出

夏の甲子園 履正社が3回戦進出
夏の全国高校野球、大会8日目の第1試合は、大阪の履正社高校が三重の津田学園に7対3で勝って3年ぶりの3回戦に進みました。
履正社は、2回に清水大成投手がタイムリーヒットを打って1点を先制し、3回には打者一巡の猛攻で一挙5点をあげました。

履正社は、強力打線が力を発揮し、2試合連続のふた桁安打となる12本のヒットで7点を奪いました。

投げては、エースの清水投手が9本のヒットを打たれながらも3失点で完投し、履正社が津田学園に7対3で勝って3年ぶりに3回戦に進みました。

敗れた津田学園は、先発したエースの前佑囲斗投手が序盤に6失点し、打線もチャンスを作りながらつながりを欠いて初めての3回戦進出はなりませんでした。

履正社 岡田監督「桃谷選手の初球打ちでチームに勢い」

履正社の岡田龍生監督は「1回の桃谷選手の初球打ちでチームに勢いがつきました。もう少しでホームランかなと思って見ていました」と話しました。チームのバッティングについては、「『大振りにならず、強くバットにボールをぶつけろ』と指導してきました。相手の前投手は好投手でしたが、狙い球を絞り、強い打球を打つことができました」と振り返っていました。

履正社 清水投手「打線の大きな援護 とても心強い」

履正社の清水大成投手は、2回に先制タイムリーヒットを打ち、3失点で完投し「みずからタイムリーヒットを打ったことで『この点を守ろう』と思ってマウンドにあがり、変化球でもストライクを取ることができました。初戦に続いて打線の大きな援護を受け、とても心強いです」と話しました。次の試合を見据えて「目の前の試合に一戦一戦総力で立ち向かい、チームの目標である全国制覇を達成したいです」と気持ちを入れ直していました。

履正社 桃谷選手「しっかり初球から振っていこうと」

3回のタイムリーを含む2本のツーベースヒットを打った履正社の桃谷惟吹選手は、「3回の打席はチャンスだったので、しっかり初球から振っていこうという気持ちで打席に入りました。一塁ランナーが清水投手だったので、『しっかり走ってくれよ』と思っていました」と振り返りました。次の試合に向けては「力負けせずにしっかりと初球から振っていくのが自分の強みです。チームに勢いをつけられるような活躍をしていきたい」と話していました。

津田学園 佐川監督「3回の5失点がすべて」

敗れた津田学園の佐川竜朗監督は「勝敗に関しては3回の5失点がすべてです。強力な打線を相手に2人の投手はよく投げてくれましたし、それ以外の選手たちも苦しい展開の中、粘り強く戦ってくれました」と振り返りました。先発した前佑囲斗投手を8回ウラに再び登板させたことについて「最後の攻撃に向けてチームに勢いをつけるためにアウト1つだけでしたが前投手に任せようと思いました」と説明していました。

津田学園 前投手「悔いはない」

津田学園のエース、前佑囲斗投手は「まっすぐは思うように投げられたが、変化球のコントロールに苦労した。甘い球を見逃さずにしっかり打ってくる履正社の打線は手ごわかったです」と振り返りました。8回ウラの2アウトから再びマウンドに上がった場面については「これまででいちばんうれしかった。マウンドに立たせてくれたみんなのために全力で投げようと思いました。悔いはないです」と心境を話しました。

津田学園 主将の石川選手「自分たちの野球ができなかった」

キャプテン、石川史門選手は「序盤に点を取られてしまい、守備からリズムを作る自分たちの野球ができなかった。悔しいです」と話していました。6回の満塁の打席については「3人がつないでくれたので自分も続こうと思った。結果的に犠牲フライで1点を返すことができましたが、5点差だったのでヒットを打ちたかったです」と振り返っていました。