「航空の安全の原点に帰る場所」 日航社長も慰霊登山

「航空の安全の原点に帰る場所」 日航社長も慰霊登山
520人が犠牲となった日航ジャンボ機の墜落事故から34年。日本航空の赤坂祐二社長は、午後1時すぎに墜落現場の「御巣鷹の尾根」に到着し、慰霊碑に花を手向けて手を合わせました。赤坂社長は「御巣鷹の尾根は航空の安全の原点に帰る場所であり、安全確保に向けた教訓として生かしていきたい」と述べました。
事故から34年となり、日本航空では赤坂社長自身を含め、事故のあと入社した社員の割合が全体の95%を超えているということです。

これについて赤坂社長は「安全への取り組みは終わりのない作業で常に危機意識を持って真剣に取り組んでいかなければならない。われわれが何のために仕事をしているのか常に認識できる場所として御巣鷹の尾根を残していく必要がある」と述べました。

飲酒問題「遺族から厳しいおしかりを」

日本航空の赤坂社長は、相次いで発覚したパイロットや客室乗務員などの飲酒の問題について、「ことしは申し訳ないという一心で御巣鷹の尾根に登る特別な年だった。墜落事故の遺族にも厳しいおしかりを受けたので、飲酒の検査などの対策を進めるほか、事故の記憶の継承などの乗務員の意識改革にも力を入れて再発防止につなげたい」と述べました。