夏の甲子園 海星が17年ぶり勝利 43年ぶり3回戦へ

夏の甲子園 海星が17年ぶり勝利 43年ぶり3回戦へ
夏の全国高校野球、大会7日目の第2試合は長崎の海星高校が福島の聖光学院に3対2で勝ち、夏の甲子園で17年ぶりに勝利をあげました。
海星は4回、キャプテンで5番の坂本芽玖理選手のタイムリーヒットで先制すると、その後も2番・大串祐貴選手のソロホームランなどでリードを広げました。

投げてもエースの柴田蓮人投手が2失点の完投で3対2で勝ち、海星が夏の甲子園で17年ぶりの勝利をあげました。また、3回戦進出は43年ぶりです。

敗れた聖光学院は3番の荒牧樹選手が2打席連続ホームランを打つなど粘りを見せましたが、あと一歩およびませんでした。

海星 加藤監督「甲子園での勝ち方を忘れていた…」

夏の甲子園で17年ぶりの勝利をあげた長崎の海星高校の加藤慶二監督は「相手が得意とする接戦だったので、リードしていても、このまま終わるはずはないと思っていた。甲子園での勝ち方を忘れていたので正直にうれしい」とほっとした様子でした。

また、2失点で完投した柴田蓮人投手については「継投も考えていたが、接戦となった試合展開から交代のタイミングはなかった。最後まで落ち着いた投球で成長を実感した。次の試合の相手は自分たちよりも強いと思うので、何ができるか対策を考えていきたい」と話していました。

海星 柴田投手「次も完投を」

聖光学院を2点に抑えて完投した長崎の海星高校の柴田蓮人投手は「野手がしっかり守ってくれたので完投につながったと思う。9回にホームランを打たれた後、タイムで時間をとることでバッターに集中して投げることができたし、リラックスして投げ込むことができた。次の試合も内野ゴロを打たせて完投を目指したい」と話していました。

海星 大串選手「ホームラン しっかり振れた」

長崎の海星高校で6回にソロホームランを打った2番の大串祐貴選手は「つまった感じだったがねらっていたストレートをしっかり振ることができたのでホームランになった。次の試合は2番打者としてチャンスを作るほかに長打でランナーを返して自分の1打で試合を決めたい」と意気込んでいました。

一方、3回のファーストの守備で相手の一塁ベースの踏み忘れに気付き、アピールプレーでアウトにした場面については「相手がベースを踏み忘れたことに気付いたけど、自信が持てなくてチームメートの声で確信が持てました」と話していました。

聖光 斎藤監督「ここまでの歩み立派だった」

聖光学院の斎藤智也監督は「須藤投手は勇気のあるピッチングで頑張ったが、相手ピッチャーの攻略が不十分で思ったよりヒットが出なかった。春のセンバツの出場を逃したチームが夏の甲子園に出られるまでに成長した。ここまでの歩みは立派だったと褒めてやりたい」と選手をたたえていました。

聖光 須藤投手「もう少し仲間と野球したかった」

聖光学院のエースで3点に抑える好投をみせながら敗退した須藤翔投手は「打たせていけば、守備陣が守ってくれると思っていたが、ボールが甘く入ってホームランを打たれてしまった。春のセンバツに出場できないなどいろいろあったが、キャプテンを中心に頑張ってきた。もう少し仲間と一緒に野球をしたかった」と話していました。

聖光 荒牧選手「負ける訳にいかないと思い打席に」

7回と9回に2打席連続ホームランを打った聖光学院の3番・荒牧樹選手は「今までホームランはあまり打ったことなかったが、チームに勢いをつけたいという気持ちで打った。9回はこのまま負ける訳にはいかないと思って打席に入った。仲間と野球を続けたいという思いがホームランに結び付いたと思う」と振り返りました。