香港 若者と警察の衝突相次ぎ 市民や観光客に不安広がる

香港 若者と警察の衝突相次ぎ 市民や観光客に不安広がる
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香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐり、11日も若者たちと警察との衝突が相次ぎました。抗議活動は短時間に場所を変えながら多くの観光客が集まる繁華街でも行われ、市民や観光客に不安が広がっています。
香港では、市民が容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案の完全な撤回や、警察の対応が適切かどうかを調べる独立調査委員会の設立などを求めて抗議活動を続けています。

11日もデモ行進や集会が行われ、その後若者たちが小規模のグループに分かれて各地を転々としながら道路を占拠しました。

このうち日本からの観光客も多く訪れる九龍半島にある香港有数の繁華街ネイザンロードでは、若者たちが警察署の敷地や路上で火をつけたり、警察官に向けてレーザー光線を当てたりして、10日に続いて警察が催涙弾を発射したほか、強制排除に乗り出して混乱しました。

また郊外の新界地区では地下鉄の駅で警察が催涙弾を発射し、駅の構内が一時白い煙に包まれました。

抗議活動は一部の若者が過激化しつつあり、これまでのようなデモ行進や集会に加えて、短時間のうちに場所を変えながら行動することが増えています。

衝突がいつ、どこで起きるのか予測できない状況で、市民だけでなく観光客にも不安が広がっています。