ミャンマー南部で地滑り 死者50人超 いまも約30人が行方不明

ミャンマー南部で地滑り 死者50人超 いまも約30人が行方不明
ミャンマー南部で9日、大雨によって引き起こされた地滑りの死者は50人を超えました。今もおよそ30人の行方が分かっておらず、死者の数は今後さらに増えるおそれがあります。
ミャンマー南部のモン州で9日の朝、大雨による地滑りが起き、20世帯余りの村全域が土砂で覆われました。

現地では捜索と救助活動が続いていて、ミャンマーの消防当局によりますと、これまでに51人の死亡が確認されました。

ミャンマーの有力紙は地元政府の話として、今もおよそ30人の行方が分かっていないと伝えていて、死者の数は今後さらに増えるおそれがあります。

現地からの映像では、地滑りが起きた村は大きな石の混ざった土砂で覆い尽くされ、当時村の外にいて助かったという人たちは捜索活動を心配そうに見守りながら、行方が分からない家族の無事を祈っていました。

村の男性は「朝7時ごろ山が崩れる音を2回聞いて、慌てて家に帰ったが遅かった。村全体が土砂で破壊され、自分で助けることができたのは妻だけだった。ほかに16人の家族がいるが、2人は遺体で見つかり、残る14人の行方は分からないままだ」と話していました。

雨季に入っているミャンマーでは各地で連日大雨となっていて、国連人道問題調整事務所によりますと、ミャンマー全土でおよそ3万8000人が自宅から避難しているということです。