夏の甲子園 中京学院大中京が17年ぶり3回戦進出

夏の甲子園 中京学院大中京が17年ぶり3回戦進出
夏の全国高校野球、大会6日目の第3試合は岐阜の中京学院大中京高校が南北海道の北照高校に4対3で勝って17年ぶりに3回戦に進みました。
中京学院大中京は0対1と1点を追う7回、1アウト一塁から、申原愛斗選手のタイムリーツーベースヒットで同点に追いつくとその後も打線がつながり、4番でキャプテンの藤田健斗選手のタイムリーヒットなどでこの回、4点を奪って逆転しました。

北照は4番でエースの桃枝丈投手が先制点となるタイムリーヒットを打つなど2打点を挙げ、9回にも山崎昴大選手のタイムリーツーベースヒットで1点差に迫りましたがあと一歩およびませんでした。

中京学院大中京が4対3で北照に勝って、17年ぶりの3回戦進出を決めました。

中京 橋本監督「チームの持ち味発揮」

17年ぶりに3回戦進出を決めた中京学院大中京の橋本哲也監督は「序盤は投手戦になったが、終盤に2アウトからの得点というこのチームの持ち味を発揮できてよかった」と試合を振り返りました。

また、次の対戦相手、東海大相模については「強力打線で厳しい戦いになると感じている。チャレンジャーとして胸を借りるつもりで戦っていきたい」と話していました。

中京 藤田主将「絶対に打ってやるという気持ちで打席に」

7回裏に勝ち越しのタイムリーヒットを打った中京学院大中京のキャプテン藤田健斗選手は「誰よりも練習してきた自信があったので、絶対に打ってやるという気持ちで打席に入った。仲間をホームに返せてよかった」と話していました。また、打席に入る前に伝令の高田楓真選手に「キャプテンとしてチームを引っ張ってきたんだ。お前が決めてこい」と言われたことを明かし、「大きな力になった」と話しました。

これについて高田選手は「監督の伝言は『キャプテンとして自信を持ってプレーしろ』というものだったが、自分が『試合を決めてこい』と加えた。笑顔で話しかけると笑顔で返してくれたので、絶対に決めてくれると思った」と話し、試合の流れを引き寄せたキャプテンのタイムリーヒットを喜んでいました。

北照 上林監督「選手はこの舞台を忘れずに」

敗れた北照の上林弘樹監督は「桃枝に頼り切りになり、全員で盛り上げることのできるチームを作りきれなかった」と敗因を話しました。そのうえで「選手たちは去年の今頃では考えられないくらい成長し、甲子園という舞台で大きな声援を浴びながらプレーができた。一生懸命やればそれだけのことができる。これからの人生のためにもこの舞台に来れたことを忘れないでほしい」と話していました。

北照 桃枝投手「1点をとりきれず悔しい」

4失点で敗れた北照のエース、桃枝丈投手は「最後まで投げることは分かっていたので、なんとか自分が最後までおさえて流れを持ってきたかった。3点以内におさえたかったが、ヒットを許してしまい勝てなかった。最後の1点をとりきれず悔しい」と試合を振り返りました。そのうえで「甲子園に来たことで人間としても大きくなれた。この経験は今後の人生にも生き続けることだと思う」と前を向いていました。